太陽光発電を考察するブログ

太陽光発電は注目を浴びていますが、実際どうなのでしょうか?色々な観点から考察してみます。

太陽光発電に投資するメリットとリスクは?

太陽光発電によって得られた電力は、電力会社に売ることができますので、ソーラーパネルを設置することで利益を得られます。そこで、太陽光発電を投資対象として活用するケースも多く見られます。他の投資対象と比べて、この手法はどんなメリットがあるのでしょうか?そもそも投資対象として魅力的なジャンルなのでしょうか?そのリスクと共に解説していきます。

太陽光発電に投資するメリットについて】
太陽光発電投資のメリットとしては、まず安定した利益が出て、それを事前に計算できるという点を挙げられます。株式や不動産などの投資は、市場や借り手などの要因で思ったような利益が出ないことも多々あります。そのため、予測が難しいものなのです。しかし、太陽光発電の場合はどの程度の利益が出るのか、ある程度正確に予測できます。ソーラーパネル1枚当たりの発電スペックが分かっていますので、設置場所の日照時間平均やパネル枚数をかければ、すぐに発電量が計算できます。それを売電価格に乗じれば、かなり正確な予測ができるのです。

もう一つのメリットは、管理もしくはメンテナンスをさほど必要としないという点です。不動産の場合、営業をする必要がありますし、定期的に修繕などの手間とコストがかかります。株式もポートフォリオを見直して銘柄の変更をすることが求められます。しかし、太陽光発電は一度設置すれば、点検や定期整備をすれば良く手間がほとんどかからずに利益回収ができるのです。

こうしたことから、資金力の強い法人だけでなく個人でも投資できるというメリットも生まれます。ある程度の敷地を用意できれば、簡単に始められますので、ある程度勉強すれば成功しやすい投資となります。

太陽光発電投資に伴うデメリットとは?】
魅力的な投資対象ではありますが、完璧な手法というわけではありません。たとえば、売電価格が変動するリスクも抱えています。補助金などの関係もあり政府の意向によって、また電力会社が設定する卸価格によって売電価格が下がってしまうことがあります。そうなると、利益率が下がり当初の予想よりも利益が出ないこともあります。

機器の故障や破損といったデメリットも起こりえます。台風や強風でパネルが割れたり飛ばされたりして破損する可能性があります。また、関連機器が水没してショートするといったトラブルが生じるリスクもあります。そうなると修理やパネルの交換などでコストがかかり、利益を圧迫してしまうわけです。事前にこうしたリスクも考えて投資計画を立てることが重要です。